東京バレエ団『ラ・バヤデール』
久しぶりにバレエの舞台を見ました。
素晴らしかった!
ソロル役は今回地震関係で来日できなくなった
フリーデマン・フォーゲルさんと
レオニード・サラファーノフさんの代役の一人
イーゴリ・ゼレンスキーさんで、
(もう一人はマシュー・ゴールディングさん)
10年くらい前に舞台を見たことがあったけど、
そのとき安定したテクニックがさすがロシアの人だと
とても関心しましたが、今回も当時ほどの若々しさは
ないとはいえ相変わらずの安定感にさらに
ベテランの素晴らしさでした。
(それにしても来日してくれてありがとう!)
ニキヤの小出領子さんは
バランスのとれたスタイルと日本人らしい情緒のある演技で
入りこんで見ることができました。
ガムザッティの田中結子さんも素晴らしかったです。
そしてコールドもすごく揃っていて美しかった。
(白鳥の湖にちょっと似た感じです。)
ラ・バヤデールの公演をちゃんと見るのは初めてですが
白鳥やジゼルとかとは違って人間の情念の怖さというか、
最後のソロルがニキヤにつれられて歩くシーンとか、
結ばれたというより結局女は怖いよ見たいな話で
エキゾチックな魅力も加わって、面白かったです。
ところでブロンズ像の踊りは有名ですが
そういった物語の小休止みたい
な感じでコミカルでとってつけた見たいな踊りです。
東京バレエ団ホームページより
http://thetokyoballet.com/index.php
東京バレエ団ホームページ
http://www.nbs.or.jp/stages/1104_labayadere/index.html
NBS
最近は美しい桜やバレエの舞台を見て
暗くなりがちな心にエネルギーをもらっているようです。