ぶたのひとり言

趣味のことなどいろいろ書いたりです。 この日記も整理中なので内容とか表現を変えるかもです。

カーテンコール

お目当ての「NANA」の読みたい巻がなかったので、
前にちらっと気になってたこの作品を2巻読みました。

 
バレエ漫画だと思ったら、女優の話でした。
ちょっとふとっちょの女の子が女優だった母の志をついで、
女優も目指す話ですが、
驚いたのは少女漫画では普通「私のような平凡でちびの女の子が」
となってても絵ではかわいいことが多いのに、
(これは実際どうかではなく女の子が主観的に抱きがちな
コンプレックスを示している思うので、悪いこととは思いませんが)
この作品では本当にちびででぶの絵なのです。


つまり女の子の主観の見え方がそのまま絵になっています。
読む人は「自分ではだめ思っているけど、本当は魅力的なのかもしれない」
という夢をもつことができずに、
実際でぶだけど、でも女優の価値は演技力なのだ。
と結構現実的な話なのかなと思ってしまいます。


でも本当の現実はどうでしょうか
どんなに演技力があっても太っていたりしたら、
とてもヒロイン役などもらえないのではないのでしょうか。
コンプレックスを持ちつつも、
本当はきれいな女の子がサクセスするというほうが
よっぽど現実的なのではないでしょうか。


つまりこの漫画の方がよっぽど夢物語なのではないでしょうか。


全部読んだ訳ではありませんが、こんなことを思いました。