恋愛睡眠のすすめ

夢と妄想に生きるいつまでもへたれな
ステファン（ガエル・ガルシア・べルナル）と、
そんな彼にとまどいながらも可愛く思ったりもする
ステファニー（シャルロット・ゲンズブール）の恋愛ファンタジー物語。

ところどころ笑えるシーンもありながらも、夢がすぎて眠かったり。
映像というか美術的にはかなりかわいくて面白く、
ちょっとカリガリ博士やフェリーニを思い出して
好きなタイプの映画でしたが、ストーリが傑作とはほど遠く。
でも映像がかわいいのでDVDを一本買って
ところどころ見直してもいいかなーとも思える映画。

ストーリーがいまいちなのに映像的にかわいくて
持っていたいと思った映画は『ロボッツ』というのがあったなー。

キャストはシャルロット・ゲンズブール歳とったなーと思ったのと
（この映画の5年前の『フェリックスとローラ』では
あまり思わなかったけど）、
ガエル・ガルシア・べルナルみたいな二枚目じゃなくてもう
少しとぼけた感じのキャラがたった人でもいいかな
（まあガルシア・べルナルも個性あるけど）とも思えるけど、
そうするとさらにマニアックな感じになるとも思えるので、
まあこんなものか。