ぶたのひとり言

趣味のことなどいろいろ書いたりです。 この日記も整理中なので内容とか表現を変えるかもです。

悪人

見ようと思ってて、目黒シネマでやっと鑑賞。
妻夫木君はがんばっているし、深津絵里さんは体当たりだし、
樹木希林さん、柄本明さん、岡田将生さん、満島ひかりさん
皆はまり役ばかりだけど、
なぜか衝撃的な作品でもなく、かといってつまらない訳でもなく。
言葉言葉は引っかかるものがあるけど
しかし誰かに共感できるわけでもなく。


意外と突き放した感じの作品でした。
原作は読んでいないけど、悪人とは世間一般的に罪を犯した人だけが
悪人なのか?ということなのか。その中で不器用な人間だけが
犯罪者になっているのかもというふうにもとれました。


犯罪を描いた映画はいろいろありますが、
クシシュトフ・キェシロフスキ『殺人に関する短いフィルム』
を思い出します。ドキュメンタリー風で無駄がないだけに
ちょっと情け容赦ない作品でした。
それに比べたらこちらはラブストーリーがメインなのかな。