ぶたのひとり言

趣味のことなどいろいろ書いたりです。 この日記も整理中なので内容とか表現を変えるかもです。

モリエール、恋こそ喜劇



モリエールは父が好きでよく話をしていましたが、
学校のころ『スカパンの悪だくみ』という演劇公演があり、
見た事がありました。
今回の映画は、モリエールの小説をいくつか組み合わせて、
モリエールが、悲劇を書く事ができないことにコンプレックスを
持っている新進の劇作家青年という設定です。
原作を読んでいないのでどの部分がどうあてはまっているかは
分かりませんが(興味はあるのでいつか読んでみようとは思います。)
笑いあり涙ありでよく出来ていました。


モリエールは劇団の借金を払えずに捕まってしまいますが、
ムッシュジョルダンというお金持ちに借金を肩代わりするかわりに、
若き社交界の花形セリメールの気をひくために
自分に演劇の極意を教えてほしいといいます。


モリエールジョルダン夫人の目をごまかすために
牧師兼、子供の家庭教師のふりをして
ジョルダン家に住み着きますが、
マダムはモリエールのうさんくささが気に入りません。

ジョルダンはセリメールの気をひくために
他にもダンスや絵やさまざまな習い事をしていますが、
どれも中途半端で才能がありません。


友人のドラント伯爵にセリメールとの仲を
とりもってもらおうとするのですが、
逆にドラント伯爵はセリメールにいいよってたりします。


モリエールは夫に見向きもされないマダムの美しさに惹かれてしまいます。
やがて誤解がとけ、モリエールと夫人は恋仲になります。


ジョルダン氏の娘はとなりの青年と恋仲になっていますが、
貴族に嫁がせようをしているジョルダンは許しません。


これらの関係が、いろいろな騒動を産みやがてまるくおさまって
いくのですが。。。


久しぶりに充実したフランス映画を見ました。