シャネル&ストラヴィンスキー
ココ・シャネルとイゴール・ストラヴィンスキーは
愛人関係だったかも?みたいな映画です。
ストラヴィンスキー作曲、ディアギレフとニジンスキーの
バレエ・リュスの革新的なバレエ『春の祭典』公演が批判を受けて、
そこにいたシャネルは最愛の恋人カペルとその公演を観ていますが、
七年後、その恋人カペルを交通事故で失います。
(ここらへんはシャーリ・マクレーンの映画「ココ・シャネル」
参照です。)
シャネルはロシア革命で難民となったストラヴィンスキーと再会し、
援助を申し出ます。
そして彼の家族もろとも自分の邸宅を提供します。
2つの才能が出会い、惹かれ合い、それぞれ新しい才能を
目覚めさせますが、やがて別れが来ます。
どちらかというとシャネルよりの映画で、
衣装やセットなどもシャネル一色です。
性描写がかなり生々しく描かれていて、
決して美しい愛とはいえないのですが、
どこまでも孤独でしかしながら強い、
シャネルという人がよく描かれています。
ストラヴィンスキー奥さん役の人がかわいらしく、
なんで浮気するんだーとちょっと思ってしまいました。
シャネル役のアナ・ムグリラスは実際にシャネルのミューズだそうです。
ストラヴィンスキー役のマッツ・ミケルセンは
『誰がため』にも主演してます。