ぶたのひとり言

趣味のことなどいろいろ書いたりです。 この日記も整理中なので内容とか表現を変えるかもです。

歓楽通り

お気に入りの監督パトリス・ルコントの映画です。
舞台は戦後のパリの娼館でそこで生まれ育ったプチ=ルイと娼婦マリオンとの物語。
プチ=ルイは娼婦たちの世話をして暮らしていましたが、やがてこれと思う女性、特別な娼婦マリオンに出会います。マリオンを愛しながらも自分はマリオンに釣り合わないと思っていて彼女のためならなんでもしてあげることを生き甲斐としています。恋人との仲まで取り持ち、彼女が歌手としてデビューするために励ましたり、さらに、その恋人が危ないことをやって生計をたてていて、逃亡しなければならなくなると、彼らの生活費までかせぐのでした。
この監督の作品にはこういった美女コンプレックスを抱いている男性がよく出てきます。
彼らは美女に引かれ、利用されながらも、そこに幸せを見出します。(ちょっとMっぽいのかな?)
ま、内容はともかくマリオン役のレティシア・カスタがとても魅力的で、歌うところとかがとてもよく、古きよき(?)時代の情景を描いた映画ともいえます。