ぶたのひとり言

趣味のことなどいろいろ書いたりです。 この日記も整理中なので内容とか表現を変えるかもです。

大変な一日(かなり長文です。)

昨日はいろいろ考えてしまってよく眠れませんでしたが、
ちょっと気持ちが落ち着きました。


今6歳の甥がインフルエンザで一週間学級閉鎖になっておりまして、
昨日は姉と甥と新浦安の運動公園でパターゴルフをしました。
初めてパターゴルフをした甥は大はしゃぎだったのですが、
その後母と合流して、コージーコーナーでお昼を食べた後で、
甥がプールに行きたいというので、
車でちょっと行ったところの
温泉付きのスポーツセンターに行きました。




子供用プールでかわりばんこに甥の相手をしながら、
かわりばんこに大人用の25メートルプールで泳いだりしていたら、
姉がビーチデッキに寝転んだので、
具合が悪くなったのかと思い、近づくと
やはり真っ青な顔をしていました。
母に姉の様子を見ていて欲しいといって、
甥の様子を見ていました。
しかし、やはり具合が悪そうなので、
来たばかりでしたが出よういうことになり、
母にもそう言いましたが、
母はあまり深刻だと思っていなかったらしく、
え、出るの?みたいに残念そうに言いました。


姉が先に行って、甥が姉の後からついて行き、
私は荷物置きに私のタオルを入れた袋と、
母の持ってきたと思われる袋を持ってでたのですが、
母に袋を渡すと、
「これなに?」
というのです。
「なにってお母さんの持ってきたタオルとかだよ」
というと
「こんなの持ってきた?」というのです。
中にはタオルが2枚と眼鏡が入っていたのですが、
着替えて入る前に、
「甥の泳ぐところが見えない」
というので私が
「眼鏡は持って来た?」
と聞くと
「うん、この中に入ってるけど…。」
と私に袋を見せたのです。
とはいえ私も、違うといわれると自信がありません。


私が
「この眼鏡、お母さんのじゃないの?」
と聞くと(それはフレームに花柄がついている
どちらかというと年配の女性がつけそうなフレームだったのですが)
「眼鏡なんてもってこないよ。」
というのです。眼鏡をかけると度数はあっているようでした。
「いやこんな眼鏡持ってたかな?お母さんのかな?」
母は中のタオルで身体をふいてしまっていますし、
私は他人のを持ってきてしまったのかと思って慌てて
「じゃあすぐ確認しなくちゃ」
といって戻ろうとしましたが、
プールにはロッカーのキーのついた腕輪でタッチして
もう一回入らなければならないし、
清算がややこしくならないかと思って、
係の人に聞こうと捜しましたが、
どこかへ行ってしまっていません。


姉のことは気になるし、ちょっと見ると
階段に座りこんでいます。
甥は「温泉に入りたい」
といってうろうろしていました。


もたもたしている母を見て、
「なんで自分が持ってきたかどうか覚えていないんだろう。」
とちょっと頭をよぎりつつ、
「どうしよう」とか言っていて、
母も相変わらず腑に落ちない感じでしたが、
とにかく姉が気になるので更衣室まで戻ると
姉は床に座り込んでました。


それまでは姉に待っていてもらって、
甥と母と温泉の方に行ってこようかと思っていましたが、
やはり早く出たほうがいいと思い、
シャワーも浴びてないと思いながらも
私も急いで着替えようとすると
母が自分のロッカーをのぞきこみ
「あれ、これお母さんのロッカーかな」
というのです。
自分の持っていた鍵であけたのだから
自分のロッカーなのですが、中の服とかを見て
こんなの持ってきてたかなとかなんとか言っています。


いままでそういうことがまったくないわけでは
ないのですが、いつもは
「あそっか、いいのか」
となるのに、今日は本当に分からないようなのです。
私は心配になりつつ姉の方が気になるし、
姉も具合悪そうにしながら
「それ、お母さんのだよ。」
とか言ってますが、姉は姉で自分が大変なので
気がまわりません。


そういえば、
髪の毛も身体もプールから上がりっ放しなので
シャワーを軽く浴びてそのまま着替えました。
髪の毛だけそのままドライヤーで乾かしていたら
姉の姿が見えません。
甥に、
「お母さんはどこ行った?」
と聞くと、トイレにいるといいます。


10分くらいたってもなかなか出てこないので心配になって
「大丈夫?」と外から声をかけると
声が聞こえてきたので安心して
それから暫くして出てきたのですが
吐いたようですし、
やはり床にぐったりしているので
私が姉の車を運転して送っていくか、
しばらく休憩させてもらって様子を見るか
救急車を呼ぶかどうしようか姉に相談をしていました。


従業員の人に聞くと、医務室がないようで、
そのかわりセンターの小さい宴会場で
休ませてもらったのですが、
姉は相変わらず頭痛と吐き気で
本当に具合が悪そうでした。
その間にも甥が落ち着かないので
しりとりをしたりしていましたが、
やはり救急車を呼ぶことになって、
誰を付き添いにするかということで
車を運転できるのが私しかいないので、
今日の母の様子が心配だったのですが、
(母も不安がってはいたのですが)
付き添ってもらってとりあえず、私が一旦甥を連れて
病院が分かるまで実家にもどることになりました。


義兄も実は風邪で会社を休んでいたのですが、
咳がひどいらしいので、搬送先の病院とか、
状況がはっきりしてから連絡しようと思い、
慣れない姉の車をこわごわ運転しながら
実家に戻り、甥と遊びながら、待機していました。


母から連絡が来て検査をしているというので、
しばらくたって病院に行くと、姉は点滴をしていました。
結局大事にはいたらず、疲れとか、目からくる偏頭痛とか
体調がよくないのにプールで泳いだこととかが重なった
らしいのですが、
ここで義兄に連絡をして来てもらって、
私が残ることにして、
母と甥を車で連れて帰ってもらいました。
病院で点滴を受けている姉に
「お母さん大丈夫かな」とか話ました。
私は正直姉の様子よりも
今日の母の様子が気になって仕方がなかったのです。


姉の症状が落ち着き実家までタクシーで行き、
その後実家の車で姉を送り届けたのですが、
戻ったら
「結局どうしたの」
と母が聞くので
「偏頭痛とかがひどくなったみたい」
と言うと、
「ねえちゃんいつから具合が悪くなったのか
お母さん覚えていないし、どうやって着替えたのか
よく覚えてないのよ。」
と言うのです。
確かに私も姉と甥と母のことでばたばたしていたので
年老いた母がついていけなくて
訳がわからなくなっていたのは分かりますが、
普段は76歳という年齢のわりには
多少のもの忘れはあっても比較的しっかりしている
ほうなので本当に心配になってしまい、
昨夜はほとんど眠れませんでした。


もちろん私には姉が二人もいますし、弟もいるので、
(皆家庭を持っています)
いざとなったら皆で協力し合ってどうにかできるの
でしょうが、自分は職もなく(貯金もあまりなく)、
結婚もしていなくて
専業主婦だったら母の面倒も見てあげられるのに
とかいろいろ考えてしまいました。
普段はすっかり母にパラサイトしているので、
自分の普段の言動を反省したりしたり
本当に考えこんでしまいました。。。


でも朝になって昨日は母はプールで眼鏡をかけていなかったので
姉の顔色とかも分からなかっただろうし、
私でも結構混乱していたから、
母はさらにうわの空になってしまっただろうし、
と少し思い直しました。
今朝は普段と変わらぬ様子ですし、プール以外の記憶は
しっかりしているので、ちょっと安心しました。


家族で本当にひどくアルツハイマーになった人は
見たことがありませんし、
早く治療したほうが薬の効果も出て
遅らせられると分かっていても、
あまり騒ぎたてて、必要以上に本人の不安をあおるのも、
病気によくないとも思いますし。
ただ、アルツアイマーだけでなく、脳梗塞とかの前兆で
こういうこともありそうなので、注意はしなければなりません。


結婚するにせよ、独身でいるにせよ
自分の身の振り方とか、本当に早く体制を
整えなければと思ってしまいます。
自分の親の年齢をもっと早く考えなくて
わがままに生活していた自分がまったく悔やまれます。