ぶたのひとり言

趣味のことなどいろいろ書いたりです。 この日記も整理中なので内容とか表現を変えるかもです。

ETV特集第292回 死刑囚 永山則夫 〜獄中28年間の対話〜

この人の手記、小説等は読んだことはありませんが、
なんとなくこういう人がいたという知識はありました。


刑とはなにかについて深く考えさせられるよい番組でした。
4人もの人を殺し、その人生を奪ったことは十分死刑に値するとは
思いますが、やはり不幸な生い立ちや社会が産んだ
犯罪でもあったのでしょう。
どこか、こういう人なら、助けてあげたいという気持ちになる人
がいるのは分かります。


1人を殺しても、さらに本当に悪意のある人間であっても、
少年法によってのうのうと生きて、
ごろつきのままいるどうしようもない人間もいれば、
この人のように、自分の犯した罪について追求し、
たとえ結果は死刑になってしまったとしても
まっとうに生きる素質のある人もいます。