カーズ

ピクサーアニメ20周年記念作品を近所にシネコンにて鑑賞。
ピクサーアニメの中では「ファインディング　ニモ」が私の中で一番評価が高いのだけど、「カーズ」もまあまあ楽しめた。
本来人間が運転するはずの車の擬人化ということで、どこまで擬人化するかという問題があるのだけど、虫までもが車なのにはびっくり、だったら、サボテンなどの植物も擬人化するべきではと思ってみたり。あと、同じ無機物の擬人化である、「トーイストーリー」に比べて、どうも表情がつけづらいかなと思ったり。そして、本当のやさしさとはなんなのかということにおいて点において、教育上どうなのかと思えるところもあった。確かに感動する場面なんだけど、生きるという点において、どうなのかと。しかし、まああまり細かいことをうるさく言わなければ、十分楽しめましたよ。CGはすばらしいし。レースの部分も迫力があった。
あああと、目覚ましがかわいかった！

本編の前に「One Man Band」というショートアニメがあるんだけど、ここにでてくる子供がまた憎たらしいこと。ピクサーは子供向けなんだけど、出てくる人間の子供が大抵、わがままだったり憎たらしいのはなぜなのだろう。